(1)
幸せ十色 :
作詞/('A`)モヲトコ :
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例えば僕が握った 薄汚い夜の端っこで
烏(カラス)と猫が突(つつ)いた 残りの希望を跪(ひざまず)き
塵(ちり)も出ない殻の 魂(たましい)は転がる
人肌の寂しさを 忘れないがために
片耳で靴の 音を聴く振りをした
どこにあるかなんて 本当は知らない
幸せはたまに ほら 通り過ぎるだけかも
しれない
例えば僕が捻(ひね)った 薄汚れた蛇口 砂だらけ
浮浪とガキが使った 汚(けが)れた税金(オカネ)で洗うのさ
星が見える空の 小さな粒と同じ
ゴミクズも同じだけ 灯(とも)しているはずで
僕だって見てよ ライターは油切れ
どこにあるかなんて 本当は知らない
幸せはそこに ほら 見えるわけないから
どこにあるかなんて 本当は知らない
幸せはいつも ほら あるんじゃないってだけかも
しれない