(1)
撫子 :
作詞/レモンスマッシュ :
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初めて蕾を愛でた夜 衣手を露に濡らしつつ
私の心はあたたかく あなたの恥に染まっている
気持ちだけが彩るような 撫子に似た淡い色
どうにかして表したくて 愛という字に繕った
どうにかして結ばれたくて 糸という音 背負わせた
少しだけ気恥ずかしそうな 愛しさはあなたの名を呼ぶ
この刹那を切る言葉さえ 愛という字を嘆かせた
殊(こと) あなたへ届かない声 切なき時が身に凍みた
どうにかして愛されたくて 愛という字は心抱く
どうにかして愛されたくて 嗚呼となく撫子の花