(1)
筏 :
作詞/左折 :
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水浸しの夜 湿気った灯り
流れ着く先を 夢に見た
錆びた双眼鏡 崩れた星を
微睡みの中で 眺めてた
不吉な鳥が運ぶ 陽気な歌が渦を巻いて
僕たちを縛る
毒が回った頭に 強い光は眩し過ぎて
何も見えない
泣いた君の胸 開いた傷口
冷たい唇は 震えてた
沈む君の笑顔 優しい水温
長い髪の毛が 弧を描く
僕を一人運ぶ 身軽な船は速度増して
流されていく
君のいない心が 居場所を求めて揺れる
何も残らない
嵐が来て 筏は壊れて
砂の海に 流れ着いた
砂の海に 並ぶ足跡
もう一度 船を出そう