(1)
夜の街 :
作詞/にんぢん :
925_41
深海に住む僕らの祖先があくびをする頃
哀しみの世界は音をたてながら軋んでいた
涙目の子供に気も留めないまま 朝日が来る度始まる旅
今日は半分かな 半分かな
息を 息をしていた 僕は 息をしていた
僕らが殺した 世界の残りで 愛の唄は虚空に響く
息を 息をしていた ここで 息をしていた
青空に往く僕らの未来がくしゃみをしたんだ
身体中から吐き出した心が溢れかえってた
立ち尽くす人に目も向けないまま 夜の訪れとする別れ
あの煙にのって 乗り込んで
息は 息はしないままで 僕は夢を見たんだ
僕らが愛した 誰かの形を 全部かき集めて夜空に撒いた
息を 息をしていた
君は半分かな 半分かな
息を 息をしていた 夜に 息をしていた