(1)
息が白い夜 :
作詞/jas39 :
915_163
微かな寝息を確かめて
そっとベッドを滑り出る
冷たいガラス戸滑らせて
夜気に包まれ安堵する
今有るのは自分だと
肌の熱を奪われて
その感覚が伝えてくる
吐く息が白い夜
街並みはふらふらと 降り始めた白い粒に霞み始め
この瞬間 何を見ても何を感じても自分だけの世界
確認したくなるほど 日々は別な鼓動に迷っている
大切な事は夢の中
そっと星につぶやいた
冷えた指を見つめつつ
夜気に囚われ安堵する
触れてしまえば抗えず
心全てを奪われて
その感動が伝えてくる
吐く息が白い夜
街並みはさらさらと 降り積もる白い粒に染まり始め
この瞬間 何を見ても何を感じても自分だけの世界
確認しても惑うほど 日々は別な鼓動に揺れている