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赤錆びたカーブミラー :
作詞/つま9 :
908_20
暗号を 散りばめて曲がる 錆びたカーブミラー 明日もそこに立つ
感傷も 跳ね返った先で 真昼の月浮かぶ 冬のエントランス
無邪気な子供時代を懐かしく想いながら
監視を続ける たった一人の警備員
番号を 付けられて今を生きるカーブミラー 雨に濡れている
感情を 押しつぶした先で 枯れ葉が消えていく 冬のコントラスト
昔の街の眺めはもう少し綺麗だった
未来に残されて 過去に捨てられた検視官
暗号を 散りばめて分かる 褪せたカーブミラー 明日もそこに居る