(1)
カレンド :
作詞/にんぢん :
905_323
左手と胸の妙な寒さを抱えて 僕はこれから日々を刻む
愛の唄 歌えるかな 歌えそうもないな
欠けだした月は時間を使う 潮の満ち引きに合わせて
灰皿からこぼれ落ちたタバコが テーブルを焼いて慌てさせてる
泣き出しそうな顔に気付いたから 僕はそっと席を立ったんだ
いつだって月曜日は憂鬱と一緒に
ひとりぼっちの歯ブラシが目について 僕は朝から泣きそうになる
愛の唄 歌えたかな 届かなかったろうな
倒れた木々はもう立たなくて 猛る新芽は強がり
すっかり溶けて味気ないアイスが 器から逃げて落ち込ませる
泣き出しそうな君は怒ってるから 僕は一つため息をついた
いつだって日曜日に期待を抱いて
左手と胸の妙な寒さを抱えて 僕はこれから日々を刻む
愛の唄 歌いたいな 歌えそうもないな
泣き出した君は僕を嫌って タバコの煙にまかれる