(1)
キセル :
作詞/279 :
879_697
森の陰からそっと見守ってくれる君に ふと気付いた
彼女の名前は知らないが 可愛い顔した妖精だった
金色の眼で僕を軽く睨みつけている そんな仕草
ちょっぴり警戒してるのか 興味をそそられ近づいてみた
君はなんて名前だい? 僕から話しかけて
彼女が重い口を開けた 「私の名前はキセル」
身体中からちょっとこみあげてくる嬉しさ ふと思った
彼女が名前を言ったのだ 小柄な姿の妖精だった
眩しいけれど僕の事が気になっている 多分そうだ
彼女に笑顔を見せてみた 彼女は耳まで真っ赤になった
君が好きになったかも いわゆる一目ぼれ
彼女が僕に近づいて言う 「私と遊んでくれない?」
君の白い手を繋ぎ 綺麗な眼差しで
彼女が僕を連れてくれる 彼女の名前はキセル
君が好きになった夏