(1)
ポエネ :
作詞/にんぢん :
879_385
町行く人の肩には花びら 今までよりも少し早足で歩く
庭に咲いた花を一目見て 命の儚さを知りました
今までよりもずっと 今までよりもずっと
火照った体に汗は流れて 今日は昨日より日差しも強く
鳴り止まぬセミの声を聞きあきて 命の逞しさを知りました
今までよりもずっと 今までよりもずっと
道を埋め尽くす枯れ葉を踏んで 鳴る足音は大きくなって
想像以上に人恋しくなって 命の優しさを知りました
今までよりもずっと 今までよりもずっと
世界を変えた寒さを恨んで 着込んだ服も日に厚くなる
降りしきる雪は夜を黙らせて 命の素晴らしさを知りました
今までよりもずっと 今までよりもずっと