(1)
飴色の人生 ：
作詞/にんぢん ：
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一人で歩いた夕暮れの道で 気づいた事がひとつある
太陽が沈んだ後もあの空の雲は 少しの間だけ陽に染まってるって事
今日の別れを惜しむみたいに その体を風に任せて
長靴を履いた猫に運ばれた哀れなカラバを惜しむように
夕焼けに浮かんだシルエット 俯いてるから誰かわからない
そっちの方がよかったなんて 悲しいことを言わないで欲しい
悲しみは僕に伝染るから
随分前から笑わなくなった 王女みたいに悲しいんだ
幸せは意外なところから来るって ずっと昔から言われてきたんだけどな
強がりを見せてもすぐバレるんだ 子供が付いた嘘みたいに
運命が叩いた扉に驚く生きた賢者を殺してしまう
夕焼けに浮かんだシルエット そっぽを向いてただ座ってる
その時間が好きだったんだ 気付いた時にはもう遅すぎて
あの日はもう戻れないのさ