(1)
休日の予定がない歌 ：
作詞/なのもとに ：
872_65-66
訳もなくとった有給、予定もなく過ぎて
あっとゆう間に午後の日射し。
くしゃみした僕の背中をぬるく
温めて、照らし、晒して。
なんとなく付けたテレビ、笑いもなく過ぎて。
つい癖でいつものチャンネル。
くしゃみした僕の隣の椅子より
僕の胸、ストン、空しく。
※なんもない、今日はなんもない。
君がいないと、僕はなんもない。
笑い方は覚えていても、
あのレシピを忘れなくても、
君がいないと、僕はなんもない。
なんもない、今日がなんとなく
おわりかけて、僕はなんもない。
休日の過ごし方も、
このくしゃみの行きどころも
君がいないと、なんもない。
君が好きなあのアルバムも、二人で撮った写真も
君が笑った、僕の作ったあのラブソングも
なんとなく残しているよ、それに何の意味もなくても
僕はまだ、大丈夫じゃないから。
なんもない、今日はなんもない。
君がいないと、僕はなんもない。
笑い方は覚えていても、
あのレシピを忘れなくても、
君がいないと、僕はなんもない。
なんもない、実になんもない。
君がいないと、日々はこんなに。
正確に時計が進んでも、
ご飯がまだおいしくても、
君がいないと。
僕には、君がいないと。