(1)
ニヒル ：
作詞/279 ：
871_56
曇り空 君の出てきた窓から 露がこぼれた
懐かしい香りと懐かしい顔で 埋め尽くされた
そんな日に 家の屋根裏部屋から じっと見ていた
何もないつもりで生きてきた顔が 微笑みに染まる
真新しい 抜け殻を 作った 町並みを 愛すような 真新しさ
僕にもおくれよとせがまれた
嗚呼 君はブルーのアシダカグモ
悪いようにはできないさ…
疲れたら 寝そべるように倒れた 天井を見た
意味がないと言われて生きてきた顔が悲しみに染まる
春のにおい 道端に 埋めた 夏空を 愛せないと 墓をたてた
僕にもしてくれと囁かれた
嗚呼 君がブルーのアシダカグモ
悪い 君にはまだ早い
嗚呼 君はブルーのアシダカグモ
悪いようにはできないさ…