(1)
溶けた肌 :
作詞/('A`)モヲトコ :
863_77
森の奥に隠されたまま
静かに息を潜めた
時の欲に絆(ほだ)されたまま
つぶさに情を隠した
纏(まと)いながら朽ち果てていく
旅立ちの何処(いずこ)やそこに
納めた弓鳴りの月も
刻まれた此処やそこで
雨濡れた枯葉 溶けていったなら…
夢の闇を訪れたまま
密かに息を沈めた
時の流れ紡がれたまま
覚めない傷を漱(すす)いだ
歩きながら朽ち果てていく
帰り道無くしていった
悲しみ鳥鳴きの夜に
帰れないことを知って
雨濡れた声と 溶けていったなら…