(1)
夜明け前に :
作詞/sarcasm :
851_170
滔々と流れる川は
いつまでも変わらない感じで
悠々と流れる雲は
僕たちを見守ってるようだね
微睡(まどろみ)の中
ほんの少しの自然のアソート
溶けてゆくように
僕の体に沁み込んでいった
宵闇の末 幻覚のような光のパレード
射し込んではまた 音も立てずに消え去っていった
完成のない この眺望は
どうとでも変わるのだから
一生で一度 しか見られない
まるで芸術展みたい
滾々と湧き出す水は
どこからか旅をしてきたんだ
早々に起き出す朝は
仕方なく顔を上げたんだろう
煌々と輝く星は
か弱さを朝に隠してゆく
炯々と眩(まばゆ)い此処は
僕だけの僕を映していた
おはよう