(1)
涙ながら :
作詞/にんぢん :
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涙の扱い方を教わったんだ
耳元でそっと呟いてほしくて
だから俯いて 性根とかくれんぼ
感情論に則って どうこうするにも
どうしようもない
嘘をついても満たされない夜
涙が流れきったとしたら
それはもうさ 涙なんかじゃない
ただの水だよ もうすぐ乾くさ
夕立が降る 午後もある
灰皿と乾杯を交わす今日なんだ
聞こえる声はなんだってよかった
それを待ってから しょうがないと言ってみる
環状線に飛び乗って 棒状にのびた
道を突き進む
涙は乾いて 書いて字の如く
大声でうたってしまえばいいのさ
止める人は居やしないから
好きな歌でも 誰か聞くだろう
客の入らないライブだってある
涙が流れきったとしたら
もうへいきだよ 心から笑えて
また流したりしちゃったりして
夕立の午後も 走り抜けよう