(1)
ヒロイン :
作詞/二合 :
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瞬き何度も 眠たそうな誘導灯
ピクトグラムも逃げ出しそうな 二十五時
崩れたメイクのシンデレラ 魔法はとっくに解けてるの
今きっと愛しの王子はベッドの中で 眠れる姫にキスをして
わたしの涙も知りもしないで 甘い週末 迎えてる
舐めた涙の苦さくらい すぐに忘れてしまえるの
ほらご覧
淡い夜空の星よりも ネオンライトがよく似合う
映える照明 わたしがいる 栄えある舞台がここにある
こんなポーズお気に召しません? それじゃこんなのいかがでしょう?
華に飾られたヒロインは 決して粛々 散りはしないわ
悪い狼でもかまわない だれか早く言葉をかけて
こっち見て そっぽを向けた回転灯
サイレンが遠くに響く 彼は誰時
折れたヒールでシンデレラ 拾い足ももう限界!
今さっきオイルの切れたライターじゃ 夢の続きも見れやしないの
マッチをこすって夢見た少女は 悲しい結末 迎えてる
削る命が惜しいなら セブンスターも買いはしないわ
そうでしょ
甘いお酒と理性を飲んで 歪な愛に絆されたい
馳せるくらいの想いなら いっそ爆ぜて楽になる
そんな深くに触れないで 今日はここまでにしてほしい
独り悲劇のヒロインは 照明消されて 閉幕(カーテンフォール)
妬けつく乾きを潤すような だれか優しい言葉をかけて
ほらご覧
淡い夜空の星よりも ネオンライトがよく似合う
映える照明 わたしがいる 栄えある舞台がここにある
こんなポーズお気に召しません? それじゃこんなのいかがでしょう?
華に飾られたヒロインは 決して粛々 散りはしないわ
悪い狼でもかまわない だれか早く言葉をかけて
だれか優しい言葉をかけて