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花束とてんとう虫 :
作詞/ゐそ :
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色とりどりの花束にとまる赤いてんとうむし
指に掬い空へはなす高く高く飛んで行け
一輪の花を抜き取り胸に挿してあげよう
誓い合った言葉を忘れてはいないよ
清々しいほどに青いきよいそらに
赤と黒の点々が咲いて飛んでゆく
その背の星のひとつに私を入れて
あのひとの指先へ想いを届けてくれないか
炸裂音の響く荒れた地で
折り重なり消えてゆく旋律
どうかきみの鼓動の旋律を
永く長く最後まで 響かせて
音鮮やかな線上をかける黒いてんとうむし
狙う黒いその星が君の花を狙わぬよう
野に響く悲鳴が止まった時に
胸の一輪目印に想いを届けておくれ
とどけとどけ想いのてんとうむし