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宴猫の名 ：
作詞/826スレ786-787 ：
826_786-787
「よいしょ」
山丘の桜 月に合う
鱸を肴に 少し歌うか
虹色猫は くるくると
京の天気は 曇りなきとは
ナツメ人参 少し先
イナゴ無花果 まだまだ先の
鏡に映るは 空白の
夕凪時に 濃沌の身か
歳を重ねて アとオとエ
初いを忘れて 素人の夏
みみっちいこと 酒気帯びて
子猫と鳥は 身も滅ぼして
宴も末か 幕するは
屋根の正体 鳥糸の紐
歯車のよう こんにちは
シャム猫の眉 洋墨を浸す
二百七十九回目
七千四百七十四の
書くのは下鈍で低級の
座右の銘銘 凛と鳴くかな
濃沌の/のうとんの 初い/うい
幕する/まくする 鳥糸/とりいと
洋墨/いんく 下鈍/げどん