(1)
向かい合わせ :
作詞/タイムラム :
826_732
人の刃に削られていた
鏡に映される勇気もない日々
運命だとか偶然だとか
そんなの嬉しいときだけのもの
そう思ってた
僕は歩いていた
誰にも見せない顔をして
紅い目が 僕を睨みつける
それは背中を押す 向かい合わせ
君が持つ唯一の
ガラスに映っている
戦うでも愛し合うでもなく
僕らは今ここに目と目を合わせて
張り裂けそうで 潰されそうな
無言の距離を見つめ続ける
向かい合わせ 僕は歩き出した
居ない君に向かって
踏みしめる 道に映るものはない
小さな音が響く