(1)
ゆくりな風 :
作詞/タイムラム :
826_591
僕が吐き出した息が
揺らしてる 夏へと育つ花
どこで間違えた?なんて
簡単だ 答えが多すぎる
高いところから「ふう」と吹かれて
雲をまとって落ちてくる気まぐれ
巡り合わせなど風ひとつなんだろう?
飛ばされた綿毛が風を受け
偶然に君の隣に届く
ただ君の指先じゃなかった
それだけのことさ
それだけさ 理由も思い出も
いま僕が 手にして 失うものも
贅沢かい 願えばあと少し
風を吹かしてよ
落とされた花の芽 土のうえ
暖かい日ではないかもしれない
風もない日が続くともいい
一人揺れていよう
今日もどこか風が吹き
風が止む 気まぐれ 揺れる人