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マーブル吐息 :
作詞/279 :
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午後のわたしは悪性にもなりきれず
濡れたベンチにぽつり座って 明日の献立考えます
街の明かりは優しいとは言い切れず
窓の彼女も浮かぬ顔して 彼の帰りを待っています
頬が妙に赤いのは 惚れたせいではないのですね
生きる事が容易くなったから わたしのマーブルは吐息色
雨のまにまに干した服もそのままに
枯れた花びら ちらり見つけて 時の儚さ感じてます
鍵の行方も忘れそうな日曜日
死後の世界が怖くなって 鍵を持った手震えてます
壁が妙に柔いのは 染みたものだと思ってました
寝ぼけまなこの彼女に伝えたい 水玉模様した春のソラ
頬が妙に赤いのは 惚れたせいではないのですね
生きる事が容易くなったから わたしのマーブルは吐息色