(1)
苦い粉薬 :
作詞/うたうか :
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寒気と共に目が覚めた
纏わりついた倦怠感
汗で張り付く前髪と
目眩が僕を支配する
ちょっと高めの38℃
今日は1日ベッドで過ごす
休みの電話を欠かさずいれて
ふらふらふらふらベッドへ直行
母さんがすりおろしてくれた「林檎」
ひんやりほわほわお腹を満たす
父さんが持ってきてくれた「ポカリ」
ひんやりじわじわ喉を潤す
おでこに乗せた冷えたタオルが
熱に浮かされた僕を癒やして
また明日って別れた友の
笑顔をふと思い出す
だから明日にはランドセル担いで
見慣れた玄関いつも通り元気に
「行ってきます」って言えたら良いのになぁ