(1)
ビー玉 ：
作詞/にんぢん ：
811_360
ちっちゃなラムネの小瓶の中で炭酸水と踊ってた
青空のような色したビー玉 子供の目には宝石みたいで
そのビー玉を助け出す為に 子供は不意に瓶を割る
玉に瑕は付き物だから いいんだよ 君自身のままで
無理に磨き上げたとしても 一度こけたら傷が付くもんさ
だったら瑕だらけのままでいい
見えてるものが藍色に歪んで 体を壁に打ち付けて
気付いた時には捕まっちゃってた
この壁をぶち壊したのは君かい?
見上げた世界は意外とカラフルで一歩歩けば煌いて
大きな両手に掴みあげられて キラキラした目でこの僕を見て
なにがなんだか分からないけど その目は夜も灯を透かす
空に雲は浮かんでるから 気にしない 空はいつか晴れる
無理に晴れ間を望んだとしても 夜の星空が竹箆返しさ
だったら風任せのままでいい
心は重くて割物だから いいんだよ 君自身のままで
必死にまもってきたっていつか ボロボロの誰かがその手を掴んで
なんなら継接ぎだらけだっていい
傷ついた体に乱反射して