(1)
仔猫差し上げます。 :
作詞/ゐそ :
811_318
見知らぬ大きな手に抱きかかえられて隔離
首に青いリボンを結ばれてバイバイ
ねえどこに連れてくの?私のおうちはここよ
灰色の息を吐き出す箱に乗せられて 遠のく茶色の屋根
それは私の名前じゃないあれは私の兄じゃない
いきなり見知らぬ犬を家族と呼ばれても困る
帰りたい 帰りたい パパとママに会いたい
私はもらわれ猫 多すぎた猫の子ども
そんなの知ってるけど おうちに帰りたい
私は気ままな猫 さびしがり屋の黒猫
脱走した家の外で帰り道がわからなくて
アスファルトの上でただただ涙を落とした日