(1)
チョコレートディスタンス :
作詞/にんぢん :
811_34
この街に雪が降り積もるなんて 何年ぶりかな それこそ昔で
街はなんだか 浮かれ気分で こけた子供を置いてけぼりに
チョコの中に溶け込んでみたい そのまま香りに包まれて
新しい靴も 雪で濡れたよ 濡れた足は貴方に向かって
銀紙にそっと包み込んだのは 甘い思いとビターチョコ
甘いものが苦手だからって おどけて見せてキュンとする
ほら 雪が積もっちゃうかも
雪空がちょっと鬱陶しくても 何年ぶりかな こんな感情
心は何だか ウキウキしちゃって 忘れた物を置いてけぼりに
君の中に溶け込んでみたい そのまま何かに包まれて
悴んだ指も 白んだ吐息も 見惚れて心は貴方に向かって
リボンをちょっと強く結んだのは 甘い思いが漏れないように
浮かれちゃうのは苦手だからって 俯いた睫毛 意外と長くて
銀紙にそっと包み込んだのは 甘い思いとビターチョコ
二人で歩くのは 恥ずかしいって そっぽを向いても赤い顔
ほら 恋の足音がする