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春恋烏(はるこいがらす) :
作詞/('A`)モヲトコ :
810_280
白い雪とて 夜が更けりゃ
ただ身を縛る冷たさで
迷子になった風だまり
踏みしめるたび しんしんと
この寒さの帰る場所は
どこにあるのでしょう
迎えに来た空が
寒さで寒さ包むから
どこへも行かず居るのでしょう
やがて梅 それも夢
寒さが恋した春の町
暗い砂利とて 雪積もりゃ
ただ目を灼かす眩しさで
迷子になった髪飾り
抱きしめるたび 刻々と
この寒さの帰る頃に
どこにいるのでしょう
迎えに来た桜
咲いては散らす雪のよに
凝らして掴む恋烏(こいがらす)
やがて腕 ませた夢
桜が恋する春の町