(1)
ひねくれワンダーランド :
作詞/ゐそ :
810_256
耳がない兎 丸い白いオモテ
どこで落としたのか 見つからずに泣いていた
耳のない兎 いつから落としてたか
時計に夢中で 黒猫のしっぽ踏ん付けた
木の下の黒猫 光る金色の目
痛みで起き驚愕 自分のしっぽが無くなった
木の下の黒猫 逃げた生物追いかけた
あいつの頭の耳、なんてことだ返してくれ
「いいこと思いついた。一人じゃ耳を見つけられない
このしっぽを質にしてこの猫に手伝わせよう」
大変なことになったと穴から落ちて青ざめる
「尻尾がないんじゃアリスに愛してもらえない」
罠にはまった黒猫に 耳を無くした白兎
奇妙な二匹が駆け回る ひねくれたワンダーランド