(1)
ぐるぐる :
作詞/なのもとに :
797_23
眠れない夜 うすら寒い夜
携帯が照らすベッドの中の私の情けない顔
目をつむっても消えないの、今日見た君の後ろ姿
眠れないから 夢もない夜
こすり続けているベッドの中の私の震える膝こぞう
文字にしても伝わらないコト、どうやったら君に届くの?
この思いをA4用紙に何十枚書き綴って、
んでステッチみたいなホッチキスでとめて君に見せたって
きっと目もくれないし「可」もくれない。
面喰って戸惑うかもしれない。
そもそも4文字以上は蛇足でしかなくて
でもでも4文字にしちゃ切なくしかなくて
悲しくて、寂しくて、こぼれそうになる「好きだよ」
まぶたの裏で、めくるめく、ぐるぐる虹色の影
近付く事も、離れることも、怖くて踏み出せない
長い長い夜に、はしゃぎだす、ぐるぐる私の影
口に出せば、毛布に吸われ消えてく小さなつぶやき