(1)
秋とコウモリと風と夜と :
作詞/('A`)モヲトコ :
787_369
(S)
風鈴の音が消えていく 夏の日差し消えていく
あの雲の遥か先に いつか消えたはずの声
(A)
体冷えて 襟を立てる
ポケットにある 箱は触らないで
色の名残り 消した空に
見えぬ音(おと)を がむしゃらに投げた
(B)
Ah 帰る頃に 現れるコウモリのよに
誰 にも見つからず こっそりと息を立てる
意志不明な 大人になんてなれない
秋の風が吹いている 心の火にも吹いている
この風が消えぬように 今は腕と声の限り
心なぞる 俺の謎が
消える頃に 音(おと)が増えていった
Ah 誰もいない 隠れてるコウモリの歌
誰 にも見つからず ゆっくりと音(おと)を立てる
息遣いを 覚えていた 空夜(そらよる)
秋の風が鳴り響いた 心の音(ね)が鳴り響いた
この声の続く限り いつか空へ帰す声
秋の風と寄り添うなら 心の音(ね)に寄り添うなら
この声の続く限り いつも空へ歌う声