(1)
慟哭の声 ：
作詞/MYK ：
768_11<>768_12<>sk5_197
現実を見渡せば
簡単に崩れていく足場と立場に
自己を守れる筈なく
やっとの事で築き上げた居場所の
価値観も角度も君とは違う
「悲しい」事は「悲しい」と捉えられる事
僕の声はそんなに無力なのか？
悲鳴をあげて引き裂かれる僕の四肢
そんな苦しそうに終わらせないでと
いくら叫んだところで君に届かないのなら…
終わらせてしまえば
簡単にリセットできるのなら楽だろう
君の人生なんてそんなもの？
誰かを見習えばいいとか真似しろとか
違う思想を持ってちゃできない
見つめる景色の色の違いに気づいて
僕は僕の為だけに叫んでたんだ
悲鳴をあげて引き裂いた君の涙は
都合勝手に組み立てられた設定で
僕を「理由」なんかにしようというのなら
人と人との歯車は永遠に噛み合わない
繋がるなんてもっての他
偽善者の理想や君の被害妄想に
背中を押されないで
振り向いて
悲鳴をあげて引き裂かれた僕の四肢
そんな苦しそうにしているのならば
こんな歌なんて犠牲にくれてやるから
いいかげんに目を覚ませ
立場と足場を失った僕の声
こんなになるまでよくがんばったねと
夢の軌跡を宝物にして堂々と
僕として幕を閉じよう
振り返った景色は君だけの記憶
綺麗だろう？
僕のいない世界で
もう一度見つめなおせ