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生きるのはつらいけど死ぬのはこわい :
作詞/見栄っ張り :
762_40
いつからだろう いきいきとした人をみて
むねがしめつけられるようになったのは
小さな世界にいた時間が長すぎたから
真実をさがそうって発想さえもなかったんだ
資格をとれば生きていける
才能あるひとしかすきなことはできないんだよ
好きなことは趣味でやりなさい
それが大人のおしえてくれたこと
違和感をかんじながらも、ただ従順でがんばってきた
今となってはすべてが無意味に過ごしてきたように思えてきて
ただ自分がちいさすぎるから
怒りをだれにもぶつけられず
ただ自分でえらんでこなかったから、ここにいるんだと、言い聞かせて
手ににぎるカッターを筆たてにもどしたぼくは
また都会の雑踏にうもれていく
こころにあいた穴をかばうみたいに