(1)
天と地と海と雷(いかずち)と :
作詞/揺薬 :
760_59
遥かな天は高く 広大な地を見下ろす
太古より続いた 有り触れた有様
海の揺れる水面 雷の下に光れる
太古より恐れられた 大自然の姿
永久を感じさせる様で 今も相変わらず続く 世界のこれぞありのまま
天空大地 人を包み育む者
大海稲妻 人の脅威その者
神の姿を その者に見やれりしも
いつしか人々 その事を忘れ去り行き
天を仰ぐ人よ 大地に生きる人よ
それが世界と 信じている人よ
海に呑まれた人よ 雷を恐れる人よ
神の仕業なのだと 恐れている人よ
既に時は流れていて 人は世界を知っている
既に人は知恵を付け 神の恐れも忘れた
されば天地海雷と 全て過去と消えるか
天空大地 それが世界の全てだった
大海稲妻 それが死の恐怖であった
思えばこうして 今も変わらずあると言うのに
人はいつからか その事を忘れ去ったのか