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六月二十二日 :
作詞/家九 :
748_463
大気と水の境目に何だか踏み込んで
吸い込まれる六月二十二日
這い出しておぼろげな未来を憂い
寒気に泣いたそれから二十四時間
左利き用のハサミで切り出した
ふがいない現在位置を おぉ
三面記事の見出しに採用して
不安定でも明日は来る うぅう
そういうもんかい?
つまらない日々をフォトグラフにしても
どうせ振り返りはしないんだ
くだらない意地を一度張ってしまったら
二度と引き返せはしないんだ
特別なようで そうではなくて
なんてへそ曲がりな事を吐く
六月二十二日