(1)
押し花 :
作詞/あとおとえ :
748_321<>748_322
車輪にオレンジの日々を回して
砕ける風を身体に浴びた
小径に水色の海が落ちてて
過ぎ行く今と僕らを映した
レンガの積み上げは ちょっと不安定
真っ黒なペンキで塗りつぶそうかな
真昼の体温に 焼けて焦がされる
痛みはハチミツ漬けにでもしてみよう
目の中落ちていく 光の粒は
僕の底へ溜まっていって
眩しくて いつか 見れなくなるだろう
無邪気な思い出が 離れていけば
僕の底で渦巻くこころ
ちょっとだけ ふらり 哀しくなりました
「形見にね」と アルバムに挟んでいた
君へあげるはずの押し花
うっかりとさ 線路の上に落として
バラバラになったけどいいよね