(1)
伽藍ガラン :
作詞/GUN :
743_78
どこにぶつければいいかわからない感情が、足から頭までを駆け巡っていて、何が何だかまったくわからない。
こんなことを考えているうちに僕たちは大人になっていき、気がつけば死が目前まで迫ってきている。
ふりきれない、拭えない。
変わらないし、変われない。
こんなことばかり思ってしまう感情なら捨ててしまいたい。
突然、目の前が真っ暗になったとき、ボクらはどこに手を伸ばせばいいんだい?
些細なことから失うものはたくさんある。
すべて戻ってきてと願っても、それは地についたままで帰ってこない。
大丈夫なんて言葉、一時しのぎの言葉なんて聞きたくない。
楽しい歌なんて、今しか楽しくない歌なんて聴きたくない。
聴きたくない。
非常にずるして、汚くて。
冷たい、冷たいと嘆くんだ。
殻にこもって、自由に考えて、動ける間ずっと考えて。
その答えが、ボク自身の答えになってくれるなら、ここでずっと待っててもいいよね。