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柘榴 Pomegranate ：
作詞/279 ：
729_246
溶けて消える 波の影絵
冷ませましょう 愛の標(しる)し
ひとたびに季節匂わす 華を もいちど添えておくれ
西のたより 待てば胸に
映える色で 更に嬉し
再びに祭り賑わす それは 木苺だけの遊び
蒔いた種は今夜 柘榴の実になる
覚めやらぬ 時の中 追いかける
蝙蝠傘(こうもりがさ)が今日も 回るよまわるよ
飽きが来ぬよに 咲き誇って 守って
旅情揺れる お年頃よ
見上げましょう 夜の星を
蒼白く触れて陽炎 髪の 香りに誘うまえに
西をはじめ 真東まで
たかが棗(なつめ) されど棗
ちなみに柘榴の英語表記は“Pomegranate”ですが、
“Pomegranate”の読みは“パーマグラネット”です。