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運命線 :
作詞/724スレ48 :
724_48
ぼく達のちっぽけで恣意的な痛みは
深い意味も持たず、繰り返されていく
絵にしては現実で詩にしては写実で
消えることこそが、必然であるように
焼き付けた二、三千の疵痕さえ
形あることの意味だと嘯いた
正解を頻りに欲しがるきみは、何処かに輝く光を探して
きっとそれは信じる人にだけ見える奇跡だったんだろう
「終われ、終われ、終われ」
ぼくは、膝抱え、呟く
目に映るもの全部消えていけるなら
目に映らないぼくだけ此処で泣くのかい
だから、きみがぼくを願ってくれればいい
継ぎ足した運命線、
優しさを包んだ世界は壊れ、そして置き去りにされたぼく
きっときみがぼくを拾ってくれたから、ぼくはこんなにも悲しい