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免罪ひじき :
作詞/722スレ277 :
722_277
鍵を開け 靴を脱ぐ 六畳間の天井は低い
黄色い机が奇抜だと 君は布を被せた
切れかけた 蛍光灯 熱を持たない光
窓際に干されたままの ハンカチが揺れていた
ひとつ僕に罪があるなら 形に残さなかった事
煮えたぎる心の底が 別れの合図だと
黒い想いに火を付けて
あなた好みの味を付けて
自分用に盛り付けて
そして出て行った
ひとりごと 呟いた 呪いでも残すように
てらてら光る爪の先 機嫌良く傾いた
君の後を追うのであれば 受け入れてからにしよう
去り際に放つ免罪符 呑み込んでからにしよう
黒い想いに火を付けて
煮え過ぎには十分気を付けて
誰より最初に箸付けて
そして出て行った
鍵を開け 靴を脱ぐ 六畳間の天井は低い
黄色い机の免罪ひじき 塩の味がした