(1)
春見時 :
作詞/L:M :
717_8<>717_9
手袋の 小さな穴が
震えてる 指先を
少し のぞかせている
うっすらとして まだ見えないけど
すぐ近く どこかわからない場所
背中あわせで まだわからないけど
振り向けば 見つめ合える距離
やさしい嘘が 渦を巻いて
ゆらりゆらゆら くるくるまわって
並んだ影が 交わり合って
ふらりふらふら ひらひら踊って
手袋の 小さな穴を
広げたら 指先が
そっと 触れ合ったなら
うっすらとして まだ見えないけど
すぐ近く どこかわからない場所
背中あわせで まだわからないけど
振り向けば 見つめ合える距離
はっきりとした 横顔のぞいて
手を伸ばし 触れ合える距離が
触れ合っている 果てしなく遠い
つかめずに 見つめてる空間
やさしい雨が 舞い降りてきて
ゆらりゆらゆら ぴとりしとしと
並んだ影が 重なり合って
ふらりふらふら しっかり抱きしめて