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天国行きの列車が間もなく発車致します :
作詞/279 :
712_172<>712_173
星空は歌ってくれなかった 君のためには歌ってくれなかった
まってよ まだ君には渡したいものがあるんだ
人生はあまりにもあんまりだ この人生はあまりにもあんまりだ
まってよ まだ心の準備が出来ていないんだ
汽笛が僕達の 終わりと別れと告げて
窓際の君はただ ただ ただ ただ 笑ってた
なんでだ 君はどうしてそんな笑顔なんだ
分からなかった 未熟な僕にはなんにも分からなかった
神様は守ってくれなかった 君のことすら守ってくれなかった
まってよ まだずうっと君と一緒にいたいんだ
人生はあまりにも残酷だ この人生はあまりにも残酷だ
まってよ まだ君との約束叶えてないんだ
夜空の星たちも この時ばかりは消えて
二人の思い出 ただ ただ ただ ただ 巡ってた
なんでだ 僕はどうして涙が出ないんだ
分からなかった 子供の僕にはなんにも分からなかった
列車が音を立てて 僕と君との距離を離す
それは言葉に出来ずに 僕は立ち尽くしたまま
シャボン玉が 宙へ待って そして 割れて消える
去っていく列車は夢のような 去っていく列車は夢のような
汽笛が僕達に 悲しい区切りをつけて
窓際の君はただ ただ ただ ただ 黙ってた
なんでだ 君はどうしてなにも言わないんだ
夜空の星たちも この時ばかりは闇へ
二つの気持ちが ただ ただ ただ ただ ただ ただ
ありがとう 僕を愛してくれてありがとう
さよなら