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大好きなアノ子の笑顔も殺されちまう :
作詞/にのまえ :
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介護師は 今日も老人虐めてる
野良猫は いつも残飯を漁り
モニタの前 アイツはただの肉塊
浮浪者達は今日も 安い酒で安眠する
風俗街さ迷う 薄ら笑みを浮かべた
餓鬼供の醜悪な思想を食い物に
脂ぎった奴等が さらに嫌らしく肥えていく
殺されちまう 殺されちまう
誰かの心が 殺されちまう
大好きなアノ子の笑顔も どこか遠くへいっちった
今日もTVでは 自意識過剰な阿呆達が
卑しいツラして 一丁前に説教垂れる
ニュースと称したバラエティ番組では
災難が飯の種 人災が飯の種 人死にが飯の種
卑下た奴等がおどけて 物笑いの種に
お茶の間では それが当たり前だと
耳障りは笑い声の中 ババア達はゴシップに夢中
殺されちまう 殺されちまう
誰かの心が 殺されちまう
大好きなアノ子の笑顔も どこか遠くへいっちった