(1)
愚かさ ：
作詞/279 ：
669_268
僕の上に落ちた雫のような冷たさ
それが君の涙であるという事に今更気づいたんだ
花のような香り 世界の果ての孤独を
同時に味わったから僕は中途半端なのだろうか
知りたいと思った時期 あの頃は夢見てたなぁ
知らなくて良かったのに その時は幸せだった
素直になろうとしていたのです でもそれは無駄だったのです
頼りにされていたかったのです それが「愚か」だとも知らずただ
前を見ていた 後ろの闇を見向きもせずに
僕の中に見えた扉の鍵を無くした
それは君の全てであるという事に何故僕は気づかなかった
鳥のように居たい 得意げに羽ばたきたい
そんな無理な欲が僕を蹴落としていたのかな
どうなんだろうか
知らなくて良かったのに あの時は幸せだった
勇気を持とうとしていたのです でもそれは出来るはず無いのです
正義に酔いしれていたのです それが「間違い」だとも知らずただ
素直になろうとしていたのです でもそれは無駄だったのです
頼りにされていたかったのです それが「愚か」だとも知らずただ
前を見ていた 迫る闇振り向きもせずに