(1)
行かないで ：
作詞/279 ：
664_521<>664_522
ベンチに座って落ちていく葉っぱを見つづけた
隣に君が座っている事にも気づかずに
君はそんな僕を見て笑って居ました
やっと気づいた僕は凄く恥かしくなって
思えばこれは芋ズル式に僕の記憶から出てきた思い出なのですね
あの日はちょっとときめいてなんだか新鮮だなぁ・・・
それから僕と君はたびたびベンチで会いました
その度お互い話して笑ってた 楽しかった
楽しかった
嗚呼 幸せは探すものじゃなくて自然に訪れてくるもの
思い知ったよ 思い知ったんだ
嗚呼 新しい風を吹かせて季節を伝える精霊よ行かないで
幾つの月日がたった時 僕は花を持って
君に思いを伝えようといつもの場所へ行った
君はベンチに座って僕を見て笑っていました
僕は恥かしくてなかなか花を渡せませんでした
そしたら君が口を開いて「もうここには居れない」と小声で僕に言った
「遠くに行っちゃうんだ今まで楽しかったよありがとう」
あまりに突然で僕は持ってた花渡せなかった
あの日君に渡しとけば良かったと 思ってる
想ってる
嗚呼 幸せはすぐに消えてしまって悲しみを連れてくるの
思い知ったよ 思い知ったんだ
嗚呼 切なさは今も募っているこの胸に果てしなく永遠に
嗚呼 新しい風を吹かせて季節を伝える精霊よ
さようなら