(1)
眠れない夜に捧ぐ君の詩 :
作詞/seed :
662_196
暗い夜に呟いた
俺は生きているのか?
朧月は言ったんだ
お前は死んでいるのさ
幸せと不幸せを天秤にかけ
目玉に映るトラウマの数
生きろと言った家族の声には
腐った皮肉で爛れた局部
笑えない冗談で首を切られた友達
狂えない狂気で狂った振りした彼女
剥がれた爪に針を刺す痛み
この痛みが優しいと言った君はなに思う?
ゆっくりしたねじれていく
ゆっくりと壊れていく
ゆっくりと穢れていく
ゆっくりとそうゆっくりと
誰も救えないこの世界を嗤う虫けら
羽を震わせ君のそばを舞う虫けら