(1)
マチ針 :
作詞/カリバネム :
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水の音が聴こえたのは あなたの事おもう日のこと
長い髪が懐かしくて 闇の町へ零れてゆく
変われない 空の色を見てた ここには 何もないと信じて
泡のような魂は いつまでも 春を待っています
灯りのない道の行く先で
あなたが微笑む夢を見て
生きる術など知らないままで
忘れない為に 針を刺す
いつでも いつでも 山吹くように
曇りガラス 温かさで洗い流す 穢れるため
桃色からモノクロへと 花の匂い変わって行く
目蓋を無くして鳥になる もう二度と 馬鹿な俺にならない
泡のような魂は いつまでも 春を待っています
まほろば重ねた惑星(ほし)の隅で
あなたの可愛い声がする
正しいものは何処かにあると
忘れない為に 針を刺す
何度も 何度も 螺子巻くように
変われない 空の色を見てた
ここには 何もないと信じて
泡のような魂は いつまでも 春を待っています
*編註/コメント: