(1)
あくふり :
作詞/あとおとえ :
547_186
モノクロの街路樹を 色彩が照らす頃
薄暗い路地裏に 小さな花が咲いた
数えるなら 二人で過ごしてく一瞬だらけ
君に渡した 合鍵が始めを 告げにやってきて
路地裏の一輪が うな垂れて落ちる頃
独りきりの部屋の中 目覚ましが鳴り響く
数えるなら 誰もいないくなった部屋の数だけ
君に渡した 合鍵も終わりを 告げにやってくる
笑って過ごした 過去が今日を告げたら
サンセット 僕の部屋に 影が一つだけ
霞んで過ごした 今が僕をさらって
暖かく 君の写真 灰に還るよ
モノクロの街路樹を 色彩が冷やす頃
誰もいない路地裏で 小さな花が散った