(1)
恋の手本 :
作詞/無楽 :
510_159
好いた水仙 好かれた柳
風のなびくに揺れた葉を
華が追いかけ右左
あなたに せめてあなたに
抱いて寄せられ 首に一閃
むかしむかしの恋の花
手に手をしばり 唇よせて
カワズ飛び込む水の音
池に水面に 沁みいるものは
細く白くに 際立った
人の想いの 滲む音
あなたに せめてあなたに
抱いて絞められ 首に一線
むかしむかしの恋の花
足をたがえて 頬紅さして
岩に染み入る君の声
今は昔の語り草
幕に唄にと 姿を変えて
魅せて魅せられ壮絶に
恋の手本となりにけり
なりにけり