(1)
獅子舞 :
作詞/無楽 :
481_13
新しい春に 手を引かれる姿
今は昔の思い出を 寝ぼけ眼で見下ろす
色とりどりが うれしげに楽しげに
声を上げるが心地よく
乱とせしに 踊る胸 誰も彼もに宿る故
息の白 置き去りに 笑い転げ 逃げまどう
声の黄色に 朝を知る
誰かの隣 背伸びをする姿
今は昔の風景が 甘酒の湯気の向こう
目を楽しませ やさしげに悲しげに
何を諭すが心地よく
凛とせしに 騒ぐ胸 誰も彼もに宿る故
息の白 置き去りに 手を振りて 駆け回る
声の温もり 日を浴びる
誰も彼もに訪れて 過ぎ去る
けれどまた巡り なつかしさをそっと
肩にかけて 鐘の音
燦(さん)とせしに 心から 誰も彼もが涙する
誰の声 誰の影 懐かしみ にじみゆく あの景色
この一年 迎えるに
心からの あいさつを